2012年9月10日月曜日

ED治療薬、偽造品の疑い…ネット業者の95%不正サイト

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ED治療薬、偽造品の疑い…ネット薬局は95%不正サイト


ED(勃起障害)治療薬を製造・販売する4社が、
日本人向けのインターネット薬局の実態を調査したところ、
95%が不正サイトだったことが分かった。
 
こうしたネット薬局から入手する医薬品は偽造品だったり
品質が劣化したりしている可能性が高い。

効果がないだけでなく重篤な健康被害も起きており、
日本製薬協会を含む世界の4製薬団体は先月、
取り締まりを強化することを求める共同声明を出した。(平沢裕子)

ED治療薬は、日本では医師の処方箋がないと購入できない医療用医薬品で、
日本の薬局がネットを通じて販売することはできない。

しかし、海外に開設されたネット上の薬局からの個人輸入は可能だ。

調査は、4社(ファイザー、バイエル薬品、日本新薬、日本イーライリリー)が、
ネット薬局の監視・認証サービスを行っているレジットスクリプト社に依頼。

昨年秋、グーグルとヤフーの検索エンジン上で検索を行い、
該当したネット薬局3636店について、処方箋医薬品の販売実態などを分析した。
 
 その結果、処方箋医薬品を販売、または販売を促すサイトは1836あり、
そのうち95%は処方箋の提出を求めないで販売したり、
犯罪組織などから医薬品を輸入したりしている不正なサイトだった。

こうしたサイトから取り寄せた偽造ED治療薬について異物・微生物検査をしたところ、
約半分から黄色ブドウ球菌や緑膿菌などの病原菌が検出された。

ファイザーの池田哲也セキュリティ・オフィス部長は
「偽造薬の多くは中国の工場など不衛生な施設で作られている。
有効成分を含まないだけでなく、病原菌で汚染されている可能性もある」と指摘する。
 
 海外では偽造ED治療薬の服用による死者も出ており、
 日本でもさまざまな健康被害が報告されている。

聖路加国際病院内分泌代謝科の出雲博子部長は
昨年、偽造ED治療薬の服用で重篤な低血糖症を起こした40代の男性患者を診察した。

意識がもうろうとした状態で運び込まれた男性は、
最初の問診で前日に飲酒したことは話したが、偽造ED治療薬を服用したことは話さなかった。

出雲部長は「当時はEDの偽造薬があることを知らなかった。

検査しても低血糖の原因が分からず、詳細な問診のし直しでようやく分かった。
 
もし原因が分からないままだったら、治療が遅れて死亡した可能性もあった」と振り返る。
 
 不正サイトについて、警察庁は発信元のサーバーが置かれている関係国などにサイトの削除要請に乗り出している。
しかし、削除されたのと同じ数だけ新たな不正サイトができるなど、完全排除は難しいのが現状だ。一方、海外では正規のサイトを守る仕組みを作ることで、不正サイトを排除する取り組みが始まっている。

金沢大学国際保健薬学の木村和子教授は「日本では不正サイトからの個人輸入が簡単にできてしまう。
 
 
個人輸入の薬で副作用が出ても被害救済制度は使えない。
 
健康被害に遭わないためにはまず「買わないことだ」と話している。
 
  (共同通信 2012年 8月8日(水)12時5分 配信) 
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2012年7月5日木曜日

バイアグラ偽造 無許可販売疑い 2人逮捕(2012年7月3日)

 バイアグラ偽造 無許可販売疑い 
    富山中央署2人逮捕(2012年7月3日) 【北陸中日新聞朝刊】
 性的不能治療薬バイアグラの偽造品を無許可で売ったとして、富山中央署などは、薬事法違反の疑いで、ともにブラジル国籍で浜松市東区天龍川町のコンピューター修理業フィンニヨルジ・ジョアンフランシスコ・ダ・ロッシャ(48)、静岡県磐田市鳥之瀬の医薬品販売業エリカ・カナシロ(33)の両容疑者を逮捕した。逮捕は6月13日。
 逮捕容疑は、4月14日〜5月18日、富山県の外国人男性3人に、バイアグラの偽造品など2万8500円分を販売したとされる。
 署によると、「生活費を稼ぐためにやった」と認めている。署は、両容疑者が昨年11月ごろからポルトガル語で書かれたホームページとフリーペーパーで、北海道と沖縄県を除く45都府県の顧客約300人に、バイアグラの偽造品など4種類の精力増強剤を販売。計七百数十万円を売り上げたとみている。
         

2012年6月20日水曜日

通販の錠剤から規制値超バイアグラ…副作用注意


香川県は12日、県内の男性が通信販売で購入した錠剤から、
性的不能治療薬「バイアグラ」の成分が高濃度で検出されたと発表した。

違法に製造・販売された同治療薬の模造品とみられ、
県は服用すると突然死や心筋梗塞など
重大な副作用を起こす可能性があるとして注意を呼びかけている。

県によると、男性は電話勧誘を受け、映像ソフトと錠剤のセットを購入。
周囲の人が不審に思って県に相談した。
県環境保健研究センターで分析したところ、
バイアグラの主成分が1錠に120ミリ・グラム含まれていた。

国内で処方されるバイアグラは50ミリ・グラムまでで、
海外の正規品も100ミリ・グラムが上限という。

錠剤は、主成分が違う別の性的不能治療薬「シアリス」に外見が似ているが、
正規品にはない「C100」の刻印が入っていた。
約10錠が届けられ、製品名や製造業者の表示はなかった。
男性は一部を服用したが、今のところ健康被害はないという。
東京都内から送られており、県は送り主の住所などを都に通報した。
(2012年6月13日 読売新聞)
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※純正シアリスに有効成分タダラフィルは20㎎まで
C50 や C100 は模造品
しかも、バイアグラ成分を少量は混入させているので、
服用数時間はバイアグラ効果はあるが、
シアリスの有効36時間の効果はない 。
昨年より、偽シアリスの被害拡大につき要注意!
(ヴィーナス広報)
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2012年3月30日金曜日

"贋物"バイアグラ・催淫剤を正規商品とだまして売った60代を検挙(義王)[03/28]

500ウォンが5000ウォンに…


中国産の偽バイアグラと女性催淫剤を正規商品とだましてこっそりと販売した60代が警察に捕まった。



警察が押収した偽バイアグラとシアリス、女性興奮剤。




義王(ウィワン)警察署は27日、中国で製造された偽の勃起不全治療薬を販売した疑い(薬事法違反)でA容疑者(63)を書類送検した。

警察によれば、A容疑者は去る2月買い付け商人から中国などで造られた偽バイアグラとシアリスを1錠500ウォンで購入した後、首都圏一帯の総合市場のトイレに『正規商品バイアグラ、シアリス、女性用催淫剤、24時間配達』というチラシを貼り、連絡してきた購買者に1錠5千ウォンで販売するなど去る2月から最近まで500万ウォン相当の偽医薬品を販売した疑いだ。

警察は、A容疑者の車から偽バイアグラ2千500錠とシアリス2千500錠、女性用催淫剤500個余り、5千万ウォン相当の偽医薬品を押収して、A容疑者に偽医薬品を販売した買い付け商人を追跡している。

一方、現行の薬事法は、医師の処方で薬局でしか販売できない専門医薬品であるバイアグラとシアリスなど勃起不全治療剤を任意に販売した場合、5年以下の懲役または5千万ウォン以下の罰金に処するようにしている。

[イム・ジンフン記者]



ソース:京畿日報
http://www.kyeonggi.com/news/articleView.html?idxno=564806 


ほのぼの韓国ニュース
http://nekopanchi.dtiblog.com/blog-entry-3775.html より引用

2012年3月23日金曜日

偽バイアグラなどをアジアから輸入、ネット販売した6人逮捕=欧州

 






【ハーグ19日AFP=時事】欧州警察機構(ユーロポール)は19日、男性機能不全(ED)治療薬「バイアグラ」などの偽物をアジアから輸入し販売していたとして、スペインと英国で計6人が逮捕されたことを明らかにした。(写真は押収された偽バイアグラ。2009年スペイン警察提供)
スペインで捕まったのはスペイン人1人、ルーマニア人2人、オランダ人1人。英国では英国人2人が逮捕された。ユーロポールは、さらに逮捕者が出る可能性もあるとしている。


犯行グループは主に中国、シンガポールから偽薬品を輸入、インターネットを使って欧州各地に売りさばいていた。スペイン南東部ムルシア、英国、キプロスでの家宅捜索で警察は約30万錠の偽薬品を押収したという。
世界保健機関(WHO)は、ネット販売された薬品の半数は偽薬品だと指摘。昨年9月には81カ国の警察・税関の合同作戦で、ネット販売される予定だった偽薬品が過去最多の240万錠押収され、欧州や日本、コロンビア、ウルグアイを中心に10カ国の55人が逮捕された。 〔AFP=時事〕




(2012/03/20-22:15) ワールドEYEランキング より

薬事法(抜粋)

写真 薬の写真 


(誇大広告等) 

第66条 何人も、医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関して、明示的であると暗示的であるとを問わず、虚偽又は誇大な記事を広告し、記述し、又は流布してはならない。
2 医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器の効能、効果又は性能について、医師その他の者がこれを保証したものと誤解されるおそれがある記事を広告し、記述し、又は流布することは、前項に該当するものとする。
3 何人も、医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器に関して堕胎を暗示し、又はわいせつにわたる文書又は図画を用いてはならない。

(特定疾病用の医薬品の広告の制限)

第67条 政令で定めるがんその他の特殊疾病に使用されることが目的とされている医薬品であって、医師又は歯科医師の指導のもとに使用されるのでなければ危害を生ずるおそれが特に大きいものについては、政令で、医薬品を指定し、その医薬品に関する広告につき、医薬関係者以外の一般人を対象とする広告方法を制限する等、当該医薬品の適正な使用の確保のために必要な措置を定めることができる。
2 厚生労働大臣は、前項に規定する特定疾病を定める政令について、その制定又は改廃に関する閣議を求めるには、あらかじめ、薬事・食品衛生審議会の意見を聞かなければならない。ただし、薬事・食品衛生審議会が軽微な事項と認めるものについては、この限りではない。

(承認前の医薬品等の広告の禁止)

第68条 何人も、第14条第1項又は第23条の2第1項に規定する医薬品又は医療機器であって、まだ第14条第1項若しくは第19条の2第1項の規定による承認又は第23条の2第1項の規定による認証を受けていないものについて、その名称、製造方法、効能、効果又は性能に関する広告をしてはならない。

(罰則)

第85条 次の各号のいずれかに該当する者は、2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
1から3まで(省略)
4 第66条第1項又は第3項の規定に違反した者
5 第68条の規定に違反した者
6 (省略)
第86条 次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
1から10まで(省略)
11 第67条の規定に基づく政令の定める制限その他の措置に違反した者
12から18までまで(省略)


2012年3月15日木曜日

モテる新真実を公開!「ブサイクだけど、セクシー美女を手に入れた。」

  ファイザーが香港で展開したED(勃起不全)治療薬のバイアグラのキャンペーンです。

背景

ファイザーが理想のセックスを市場調査したところ、「女性は何よりも硬い勃起から満足を得る」という事実が明らかになりました。この驚くべき事実(?)を発表する記者会見のPR効果を高めるために、キャンペーンに乗り出しました。

チャレンジ

記者会見までに、7,500米ドル(約62万円)の予算で、「硬い勃起が一番」というメッセージを広めることに挑戦しました。

インサイト

男性同士の会話で、「女の子とセックス」は常に話題にのぼる鉄板ネタです。しかし、いくら議論を尽くしても、かわいい女の子をゲットする完璧な方法は、結論に至っていません。

キャンペーン施策

フェーズ 1

ブサイクな男性がどうしたら魅力的な女の子を手に入れられるか、オンラインコミュニティで意見を募りました。男性同士の会話と同じく結論を見出せない議論が続きました。

フェーズ 2

閑散とした議論に、ファイザーが結論を提示します。ブサイクな男性に依頼して最高のガールフレンドを手に入れるための秘訣を映像にして、YouTubeとFacebookに公開しました。その秘訣が「硬さ」というわけです。

フェーズ 2

YouTubeに「硬い男(The Hard Guy)」という動画を公開して一週間で、視聴回数は40万回を超え、YahooとGoogleの急上昇ワードで1位を獲得しました。

結論

このキャンペーンがバイアグラの記者会見を猛烈に後押しし、新聞・雑誌15媒体が驚愕のモテる新事実と記者会見の模様を大々的に報道しました。
わずか約60万円のキャンペーンコストで、50万米ドル(約4150万円)の広告換算額を超えるメディアへの露出を獲得したそうです。 市場調査をプレスリリース配信するだけにとどまらない、データPRをより一層広めるウマいキャンペーンですね。