2011年6月30日木曜日

【過去のニュース】偽バイアグラ販売の男 懲役2年の実刑判決


インターネットを通じて偽バイアグラを外国の顧客に販売したとして起訴された元会社総経理の博懐被告に対し、 上海市第二中級人民法院は10日、懲役2年と罰金15万元の判決を言い渡した。10日付で新華社が伝えた。
  判決文によると、博被告は遼寧省の会社から偽バイアグラを1粒5元で仕入れ、2006年3月から07年5月にかけて外国在住者に計1万4030粒を販売した。販売総額は13万元に達し、博被告が手にした利益は6万元を超えた。また販売に際しては米ファイザー社が商標登録している「バイアグラ」という名称を無断でパッケージに記していたという。
  同法院は「博被告はわが国の医薬品管理制度を破壊しただけでなく、知的財産権を保護する仕組みも侵害した」と認定し、懲役2年と罰金15万元の判決を言い渡した。写真は08年3月に福建省福州市で押収された偽バイアグラ。

2011年6月23日木曜日

国内スパムメールは「オークション」「融資」「ギャンブル」が急上昇中~G Data


G Dataは日本語スパムメールを分析した結果、「出会い系」や「バイアグラ」関連が相変わらず多数を占める一方で、「オークション」「融資」「ギャンブル」といったカテゴリーのスパムが多く発生していることをつきとめました。

G Data Software株式会社(本社:東京都千代田区、日本支社長:Jag 山本)は、日本語でのスパムメールを分析した結果、一度3月に数が減少したものの、5月以降再び増加に転じており、「出会い系」や「バイアグラ」関連が相変わらず多数を占める一方で、「オークション」「融資」「ギャンブル」といったカテゴリーのスパムが多く発生していることをつきとめました。

2010年11月17日から2011年6月16日までの7ヶ月間に収集した日本語で書かれたスパムメールを、G Data Softwareがトピック別に集計したところ、以下のような比率となりました。なお、ここで言う「スパム」とは、営利目的で一方的に送られてくるメールのことで、「迷惑」かどうかがあいまいなものは省き、明らかに「迷惑」な内容であるものを指します。

トピック別にみた最近のスパムメールの動向
(G Data調べ、2010年11月17日~2011年6月16日)

1 出会い系    34.9%
2 バイアグラ   21.9%

3 裏DVD      11.3%
4 融資      10.7%

5 ギャンブル    6.0%
6 オークション 5.5%
7 金儲け      5.4%

8 その他 4.4%

*トピック分類の説明
出会い系: 出会い系サイトやアダルトサイトに誘導
バイアグラ: ED治療薬を販売
裏DVD: アダルトDVDを販売
融資: 金貸
オークション: オークション形式での模造品の販売(以前の「スーパーコピー」)
ギャンブル: 競馬情報やロト6関連の情報販売
金儲け: 金儲け方法を販売

このように、上位の「出会い系」と「バイアグラ」だけで、半分以上を占めています。次いで、「裏DVD」と「融資」が10%以上、そのあとに、「ギャンブル」「オークション」「金儲け」がほぼ同率で続きます。つまり、キーワードはただ二つ、「性」と「金」です。スパムをばらまいているネット犯罪者たちは、きわめてシンプルに私たちの「欲望」に訴えかけることによって、不正に個人情報や利益を得ようとしているのです。

次に、月別での変遷をみると、6月がもっとも多く(*)、次いで5月、そして1月が他月よりスパムが多く発生しました。一方、3月が、震災や原発事故の影響なのか、もっとも少なく、次いで昨年12月、今年の4月と続きました。

*予測値として推測した場合。6月18日時点では2位。


また、それぞれのトピックごとの数値にも、大きな変化がありました。

*トピック別時系列変化
出会い系: 3月に下降したが、5月以降上昇
バイアグラ: 1月から6月にかけて下降気味
裏DVD: 5月に急上昇
融資: 6月に急上昇
オークション: 6月に急上昇
ギャンブル: 6月に急上昇
金儲け: 2010年12月に一度上昇したが最近は少ない

なかでも「融資」「オークション」「ギャンブル」といった内容のスパムが、6月に急上昇しているのは、特に注意すべきでしょう。

「融資」は、「事業資金の事なら安心低金利の当社へ」「事業資金の面から頑張る御社を応援します」といった件名で届き、リンク先をクリックするとサイトが表示され、申込フォームに個人情報を入力させようとします。いわゆる「闇金」の類が多いと考えられます。個人法人問わずに正規の窓口で相談されたほうが安全です。

「オークション」は、「楽しみ方自由自在『新感覚ショッピング』で超お得にお買い物」「【衝撃の価格】日立46型プラズマTVが99%OFFの¥945」「【今すぐ落札!】HERMES バーキン30 ¥450~」「話題のオークション☆開催中!」など、件名は多岐にわたっていますが、内容はほぼ同様のもので、リンク先をクリックするとオークションページが表示され、品物を選択し購入のためにクレジットカードのアカウントなどの個人情報を入力させようとします。購入した製品は届かない場合もあれば、まったくの劣悪品が送られてくることもあります。

「ギャンブル」は、「『10万馬券獲得モニター』いよいよラストチャンス!!」「[LOTO6]当選確率96% 1億円を掴む具体的方法」「無料プレゼント(現金5万円・WAGONR・AQUOSその他)」といったような件名で届き、会員になるために個人情報を入力させ、情報提供料を請求するものです。たまたま運がよければ収支がプラスになることもありますが、基本的には通常のギャンブルと同様に、大半の人にとっては、損失を伴うおそれのあるものです。

トピックが何であれ、スパムメールは、マルウェア感染するものもあれば、詐欺サイトへと誘導するもの、不正に個人情報を得るもの、不快な思いをするものが、多数を占めます。いずれの場合も、スパムメールの対策は、怠るべきではないでしょう。


スパムメール対策5ケ条

1)不安なメールはまず検索エンジンに件名を入力
(誰かが「スパム」と言っている場合、それに従うのがベター)

2)見知らぬ送り先からのメールは無視
(宛先、送り先の表示は偽装の場合もあります)

3)本文中のリンクURLをクリックしない
(メールの末尾に、送り先の名称、住所、連絡先の明記がないものは注意)

4)怪しいサイトに個人情報を入力しない
(メールアドレスは予備のものを使用するなど、細心の注意が必要)

5)スパムフィルターのついたセキュリティ対策ソフトを使用
(性能の高いものを使用)



*総合防御率1位記念セール開催中
G Dataは、AV Comparatives5月度テストにて、総合防御率1位となりました
「G Data インターネットセキュリティ」が、今だけ「1,980円」(税込)
6月22日(水)12:00以降は、「2,980円」になってしまいます。



ジーデータソフトウェアとは
G Data Softwareは、1985年に創業し、1987年に世界最初の個人向けウイルス対策ソフトを発売した、ドイツのセキュリティソフトウェア会社です。 EUを中心に、個人向け・法人向け製品を展開しています。日本法人は2007年に設立しました。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高位のウイルス検出率です。また、新種や未知ウイルスへの防御、フィッシング対策、迷惑メールへの外国語フィルターなど、インターネットやメール環境を安全・快適にする機能を豊富に搭載しています。その結果G Dataのセキュリティ製品群は、マルウェアやフィッシング詐欺サイトを常に高検出することに定評があり、過去5年間以上にわたって、第三者機関・雑誌における受賞獲得数は他社の追随を許しません。


CNET Japanより

2011年6月16日木曜日

【逮捕】住宅街にバイアグラ広告 無資格販売容疑で男逮捕【過去のニュース】


住宅街に性的不能治療薬「バイアグラ」の広告を出し無資格で販売したとして、警視庁生活環境課は8日、薬事法違反の疑いで、埼玉県狭山市北入曽、無職成田勝義容疑者(66)を逮捕した。
逮捕容疑は、狭山市内の知人宅の敷地内に「バイ6グラ 個人輸入センター」と伏せ字を使った看板を道路側に向けて設置し、医薬品販売業の資格がないのに昨年8月ごろ、都内の無職男性(59)にバイアグラ60錠を12万円で販売した疑い。
生活環境課によると、成田容疑者は客に書類を書かせ、輸入代行したように装っていた。客の男性は転売目的で繰り返し購入していたとみられ、同課は薬事法違反容疑で書類送検する方針。

47NEWSより

2011年6月8日水曜日

偽バイアグラを無許可販売=通販会社経営者ら2人逮捕-警視庁

国内では未承認の男性機能不全(ED)治療薬「バイアグラ100ミリグラム錠」などの偽物を無許可で販売したなどとして、警視庁生活環境課などは8日、薬事法違反容疑で、東京都豊島区駒込、通信販売会社「友文社」(同区)の実質的経営者角川友重容疑者(63)ら2人を逮捕した。
同課によると、容疑を認め「未承認とは知っていたが、偽物とは思わなかった」と供述。昨年10月~今年4月、延べ約440人に約4700錠を販売し、約700万円の売り上げがあった。

健康被害の報告はないという。


(2011/06/08-12:44)





「放射線を体外に排出」=ヨウ素入り未承認薬を不正販売-会社社長ら逮捕・警視庁

福島第1原発事故に絡み、放射線を体外に排出するとうたい、ヨウ素を含んだ未承認内服薬を無許可で販売したなどとして、警視庁生活環境課などは26日、薬事法違反容疑で、化粧品・健康食品販売会社「エイ・ツー・ゼット」(東京都品川区)社長原田一弥容疑者(57)=同区東五反田=ら3人を逮捕した。
 同課によると、いずれも容疑を認め、原田容疑者は「効能に科学的根拠はない。ヨウ素が入っていることに目を付け、健康不安に便乗して売り上げを伸ばそうと思った」と供述。3月24日~4月8日に約200人に対し約4
40本を販売し、約400万円を売り上げたという。




(2011/05/26-12:39)

全国初、薬ネット通販立件=対面販売命令を無視-業者を書類送検・大阪府警



対面販売が義務付けられた医薬品をインターネットで通信販売し、大阪府の改善命令に従わなかったとして、府警生活環境課などは31日、薬事法違反容疑で、「三牧ファミリー薬局」(枚方市)を開設する「光漢堂」(同)の三牧剛太郎社長(55)と法人としての同社を書類送検した。
ネット販売を規制した2009年6月の改正薬事法施行後、通販業者の摘発は全国で初めて。
同課によると、三牧社長は「悪いことはしていない」と供述しているという。
送検容疑では、三牧社長は、副作用の危険性から、薬剤師が対面で販売しなければならない鎮痛剤などをネットで販売。

10年7月に府から通販の中止命令を受けたのに従わなかった疑い。
三牧社長によると、ネット販売は1995年に開始。購入できる会員登録者は約21万人で、年間の売り上げは8億5000万円程度という。
先月府警の家宅捜索を受けた後も、ホームページ(HP)で、6月からはテレビ電話を通じて問診する旨告知し、販売を続けていた。
三牧社長は取材に対し、「会員登録には身長、体重などの質問項目に答えてもらう必要がある。対面販売と同じだ」と主張していた。
書類送検を受け、同社長は「司法の判断を待ちたい。(通販を)やめるつもりはない」と話した。



(2011/05/31-12:51)

2011年6月3日金曜日

バイアグラ服用し高級ソープ通う65歳男性 HIV感染判明

 厚労省エイズ動向委員会が5月23日、昨年1年間に国内で確認された新たなHIV感染者数とエイズ患者数を発表した。それによれば、昨年1年間に新たに報告された国内のエイズ患者は469人と、過去最多を記録。また、HIV(エイズウイルス)への感染が判明した人も1075人で、過去3番目の多さだ。さらに、60代の新規感染者が増加しているという意外な実態も明らかになった--。

高齢者にエイズ感染者が増えている理由は何なのか。WHOはその原因として、1990年代後半から流行し始めたバイアグラを始めとする勃起不全治療薬を使用することで性活動が活発になったこと、若い世代と比較すると正確な性教育を受けて来ずコンドームを使用することに違和感を持っていること、女性の膣の粘膜が薄くなっていることなどを挙げている。

日本でも勃起不全治療薬は流行している。専門家は、それに伴い、不特定多数との浮気や風俗に通う高齢者が増えているのではないかと分析する。65歳の男性・Aさんは、定年後に行なった健康診断で、自分がHIVに感染していることを知った。

「サラリーマン時代は毎年健康診断を受けていましたが、もちろん、HIV検査は項目に含まれていなかった。定年後、せっかく自腹で検査費用を出すので、この際、隅々まで健康チェックしておこうと各種の検査を受けた。そこで、HIVに感染していることがわかったんです」(Aさん)

思い当たるフシは確かにあった。3年前からバイアグラを服用するようになり、“自信”が持てるようになったことから、風俗店に何度か通っていたからだ。高級店だったため、「性病などのチェックもしっかりしているだろう」と思い、コンドームなしで挿入していたという。

風俗店も今や、コンドーム着用はもちろんのこと、女の子への定期検査を行なう店が多いが、「女の子によっては、こっそりナマで挿入させることをウリにしたり、お客の機嫌を損なわないためにナマで応じる子もいる。また、高齢者の中には、ゴムを付けると勃起しにくくなるため、ナマでの挿入を求める人が多い」(風俗店経営者)という事情もあるようだ。

もちろん勃起不全治療薬を使うことは、心身ともに元気な老後を過ごすうえで有効な方法である。とはいえ、若さを取り戻して喜ぶあまり、感染症予防を怠っては後で大きなしっぺ返しを食らうことになる。

※週刊ポスト2011年6月10日号

2011年6月2日木曜日

【逮捕】偽バイアグラ売って収益2200万円


大阪府警生活安全特捜隊は1日までに、性的不能治療薬バイアグラの模造品を販売したとして、薬事法違反(無許可販売)の疑いで、大阪市生野区の無職今井憲明容疑者(35)や滋賀県草津市の無職才藤晃容疑者(40)ら男女3人を逮捕した。
 錠剤には本物のバイアグラに似せたロゴが記されており、同隊は著作権法違反容疑でも調べる。
 同隊によると、3人は新聞に載せた広告を見て電話してきた客を相手に、路上で手渡したり郵便局から発送したりして販売。今井容疑者は「昨年2月ごろから始め、2200万円弱の収益があった」と供述している。今井容疑者は指定暴力団山口組系の組関係者。
 逮捕容疑は昨年12月、客3人にバイアグラの成分シルデナフィルなどが含まれた錠剤計12錠を計1万3500円で販売した疑い。(共同)
[2011年6月1日19時22分]