2011年7月28日木曜日

【過去のニュース】覚せい剤運び屋、ネット募集…密輸容疑41人逮捕【バイアグラ関連】


千葉県警は3日、インターネットで募集した運び屋に中国から覚せい剤などを運ばせていた密輸組織を摘発し、総勢41人(18~46歳)を覚せい剤取締法違反などの容疑で逮捕したと発表した。

 運ぶ物品についてバイアグラだと信用させ、「ただで海外に行ける」などと運び屋を募っていた。

発表によると、主犯格の横浜市南区吉野町、無職小島宏被告(40)(同罪などで公判中)は、インターネット上で運び屋を募集。
2006年10月~昨年5月の間に計7回、首都圏に住む会社員ら男女14人に上海に渡航させ、実際には靴底や茶の缶に覚せい剤などを隠し持たせて密輸させた疑い。
押収物は、覚せい剤約9・2キロ(末端価格約5億5000万円)、合成麻薬MDMA約4500錠(同約1800万円)、大麻約105グラム(同約40万円)に上った。
小島被告は覚せい剤を暴力団組員に渡していたほか、ほかの4人とネット上で注文を受けて宅配便で密売を繰り返していた。
逮捕者の中には、“運び屋”の採用や渡航の手助けを行う者や、覚せい剤の購入者も含まれる。
運び屋の成功報酬は30~10万円だった。


(2008年4月4日  読売新聞より)

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